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【父の日】父との思い出

【父の日】父との思い出

台風の影響で、少し家が揺れてるけど、そんな小さな事は気にするな!ワカチコ!ワカチコ!

ということで、どうも赤鈴です。(どういうことだよ



今月の17日(日)は父の日だったそうですね。

皆さんはお父さんに何かプレゼントはしましたか?




「えぇ~!?オヤジにプレゼントとか、マジありえないんですけどぉ~www超ウケるぅ~www」




とか言っちゃう悪い子はいませんか?

ダメですよ。そんな事言っちゃ。メッ!ですよ。メッ!





お父さん、泣いちゃうんだから・・・。

いや、マジで。






ということで(だから、どういうことだよ)、今日は私の父との思い出話を淡々と書いていこうと思います。


尚、今回は話が古すぎる為、写真は無しとなります。

予めご了承くださいませ。


それでは、はじまりはじまりぃ~♪


まず、父の事を話す上で、父と、私の家族の事を簡単に説明。




・・・近所でも怖い事で有名。家族の中では、間違いなく最高権力者。下手に逆らうとブン殴られる。釣りが趣味。息子の友達だろうが、誰であろうが、怒る時は本気で怒る。父の睡眠を邪魔した者は100%怒鳴られる。住友グループに所属するワイヤーハーネス製造メーカー社員(たしか係長だったはず)。


・・・田舎育ちのオットリ系。ゴキブリだろうが、ムカデだろうが、クモだろうが、割りと何でも平気な、少し変わった子。父とは恋愛結婚。銀行員で、父と母は共働き。


妹(幼少期)・・・大人しくて、泣き虫。何かあると、すぐに必殺の「お父さんに言いつけてやるぞ攻撃」が炸裂。なかなかあざとい奴。野菜大好きっ子。


私(幼少期)・・・内弁慶で、よく妹をイジめる鬼畜兄。父と大きな犬が苦手。おばあちゃん子で、何かにつけて小遣いをせびる。怖い話とゲーム大好きっ子。





こんな感じです。


そんな我らがある日、二泊三日で旅行に行く事になりました。

家族旅行です。

旅行好きな父は、少しでも休みが取れると、車でよく色んな所へ連れて行ってくれました。


今回の目的地は



北海道!



もう20年近くも前の話なので、うろ覚えですが思い出しながら、抜粋して書いていきたいと思います。


たしかアイヌの里とか、知床半島、オシンコシンの滝、屈斜路湖、摩周湖とか行った気がします。


移動はキャンピングカーをレンタルして移動。

宿泊は、ホテルで1泊、キャンピングカーで1泊しました。


中でも鮮明に覚えている出来事が2つあるので、それらをご紹介。


あれはアイヌの里での事だった。

あそこの雰囲気は独特で、子供ながらにものすごく怖いイメージをもったことを、今でも鮮明に覚えています。



特に妹の怖がり様は尋常じゃなかった。



以下は、その時の会話。(一部無駄に面白おかしく盛ってます。





妹「ふぇぇ・・・怖いよぉ。変な人形いっぱいだよぉ(´;ω;`)」


母「怖くないよ。大丈夫大丈夫」


私「ほれ!何かおる!!」


妹「ビクッ!Σ(´;ω;`)」


私「d(*´∀`)bうそでぇーす。アヒャヒャ。゚(゚ノ∀`。゚(゚ノ∀ヽ゚)゚。´∀ヽ゚)゚。ヒャヒャ」


妹「お父さぁ~ん!お兄ちゃんがイジめてくるぅ~(´;ω;`)ブワッ」


父「コラ!赤鈴!!妹をイジめたらあかんやろ!!」


私「(´・ω・`)ショボーン」


妹「m9(^Д^)プギャー」






というような、毎度お馴染みの流れで会話をしていると、目の前に白い大きな犬が出現!

に入っていると分かっていても、なかなか怖くて進めない、情けない私。(幼少時に、隣の家で飼っている犬に追いかけられたのがトラウマに。それ以降、大きな犬が怖くて仕方がない。


以下が、その時の会話。





父「今度はお前かw」


私「(後ずさりしながら)・・・」


父「大丈夫や!柵にも入っとるし」


犬・私「(見つめあう1人と1匹)・・・」


父「はよ行かんか!」






その後、しばらくの間1歩も動けなかったのは言うまでもない。



そんなこんなで、アイヌの里を十分すぎるほど楽しみました。


最後もう1つ、鮮明に覚えている出来事をご紹介します。


あれは1泊したホテルでの出来事でした。


ホテルで父の勧めで牛乳風呂に入ることになった私。

ちなみに私は、人生初の牛乳風呂体験である。


以下がその時の会話。





私「(*´∀`*) ←牛乳風呂に入浴中」


父「(ビデオカメラをまわしながら)赤鈴がお風呂に入っております!牛乳風呂です(*´∀`*)」


私「(湯を手でバシャバシャしながら)アヒャヒャ。゚(゚ノ∀`。゚(゚ノ∀ヽ゚)゚。´∀ヽ゚)゚。ヒャヒャ」


父「ちゃんと肩までつかりましょう(*´∀`*)」


私「はぁーい(*´∀`*)」


ゆっくり肩まで湯につかる私。


私「(湯を手ですくいながら)牛乳おいしい?(*´∀`*) 」


父「飲んだらあかんぞ!!汚ない!!!(怒号)」


私「(´・ω・`)ショボーン」


ビデオカメラ、ゆっくりフェードアウト。






牛乳風呂=本物の牛乳のお風呂、だと思っていた私は、なぜ自分が怒られたのか訳が分からず、ただただ落ち込むばかりなのでした。



そんな怖かった父も、私が小学3年生、妹が小学1年生の時に、胃がんで亡くなりました。

享年39歳。



若すぎる死でした。





家族4人での旅行は、北海道旅行が最後となりました。





でも、父は生き続けています。




私や妹、そして母の胸の中で。




数々の思い出と共に。





ちなみに、母は父の死後、現在に至るまで1度も再婚はしていない。
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~ Comment ~

NoTitle

牛乳風呂ってホントにあるんだ・・・どんな感じでしたか~??
がんで亡くなる人多いからなぁ・・・
祖父が二人ともがんで死亡。祖母も今ガンなので
近いうちに・・・
なんでこんなにがんが多いんだろ。
くらい話もあったけどおもしろかったです~^^

良い想い出ですね♪

只今父が入院中なので色々考えさせられました。
ボロボロになっていたのでカードケースのプレゼントを持ってお見舞いにいきました(笑)

赤鈴さんの日記は状況が想像できて毎回とても楽しみです。

お父さんがいつまでも笑顔で見守っていてくれますように…

NoTitle

台風の時は、停電が長くて大変でした。

39歳、まだまだ若い年齢で亡くなられたのですね。
ご冥福をお祈りします。

NoTitle

初めまして。
私のブログにコメントを頂いてありがとうございました。

お父様との思いでとっても素晴らしいですね。
お父様は生き続けている、まさにその通りですね。
いつまでも思い出は消えませんものね!

これから、どうぞよろしくお願いいたします。
ぽちっとして帰ります☆

NoTitle

こんにちは。

お父さんとお母さんは仲が良かったのですね。
とっても、心が温まりました。

ところで北海道人ですけど、「アイヌの里」ってどこですか?

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

NoTitle

楽しくていい家族ですね (*´ω`)

私の父はずっと海外で働いていて、
帰ってきてもつい邪険にあつかってしまいます。

大事にしよう…(´・ω・`)

こんばんは!!!

父の日は何もしていないですね~
私は里親に何かケーキでも・・・って思ったんですが
お金がなく、諦めました。。。
でもケーキくらいは作ります(今度)

お父様との思い出はとても大切なものですね
悪かった思いでもいい思い出です。
その思い出を大切に生きて行きましょう^^

NoTitle

途中、
妹さんのm9(^Д^)プギャーで爆笑してましたが
最後の文・・・
しんみりしちゃいました。

39歳って、若いですね。。。

NoTitle

いいお父さんだったんですね・・・。
私は今年父の日自体思いっ切り忘れてしまいましたが、
来年からはちゃんとお礼言わなきゃなと思いました。

たくさんのコメントありがとうございます!!

皆さん、たくさんのコメント誠にありがとうございます!!
そして、お返事遅れまして申し訳ございません。

順番に返答させていただきます。



>>>mimiheiさんへ
牛乳風呂は、その名の通り風呂の湯が牛乳のように乳白色で、牛乳のようでした。
お肌に良さそうな感じがしましたね(*´∀`*)

ガンでお亡くなりになられる方って本当に多いですよね。
若ければ若いほどに、進行は早いっていいますし、怖いですよね。

将来的にガンが撲滅する日が訪れることを信じて、願わずにはいられません。



>>>堕璃さんへ
暖かいお言葉ありがとうございます。

カードケースいいじゃないですか!
堕璃さんの気持ち、きっとお父様に伝わっていますよ。

堕璃さんのお父様が一刻も早く退院されることを、不肖ながら願っております。



>>>マクラさんへ
ありがとうございます。

ガンは若ければ若いほど進行が早いといいますからね。
胃を全摘したんですが、転移していて手の施しようがない状態だったそうです。

あんなに元気で、力強かった父が、どんどん痩せ細っていく姿を見るのは、子供ながらに辛いものがありましたね。



>>>ブーくんさんへ
初めまして!
こちらこそコメントありがとうございます!

人間は死んだら、体から魂が抜けて、魂は永遠に生き続ける。とどこかで聞いたことがあります。

私もそう信じたいです。

見える物が全てじゃない。
見えないものにこそ、真実はある。

きっと見えないだけで、父はきっとすぐそばで見守ってくれていると思います。

これからもよろしくお願い致します。



>>>☆azuby☆さんへ
☆azuby☆さん、コメントありがとうございます!

父と母はたしかに仲が良かったですね。
父は浮気もしませんでしたし、ギャンブルの類のものもしませんでした。

母も母で、父を慕ってましたし、ケンカ1つしない夫婦でしたね。
まぁお互い働いていて、ケンカをする暇もなかったんでしょうが。

アイヌの里に関してですが、私自信ずっと「アイヌの里」というのが正式名称だと思っていたのですが、どうやら違うようですね。

色々調べて見たのですが、「アイヌの里」という場所はなかったです。
恐らく私達家族が行ったのは「白老ポロトコタン」の事だと思われます。

「ユーカラの里」というところもありましたが、たぶん違うと思います。



>>>かっぽさんへ
そうですよ!

親は大事にした方がいいです。
「孝行したい時分に親はなし」
なんて事になった後では遅いですからね。

親孝行はできる時にした方がいいですよ。

俺も父ちゃんと酒が飲みたかったなぁ。



>>>小次太郎さんへ
プレゼントというのは、ぶっちゃけ何でもいいんです。
大事なのは「何をプレゼントするか」ではなく、「気持ち」だと思います。

気持ちがこもったものであれば、何であれ嬉しいと思いますよ。

これからも父ちゃんの分まで生きていきたいと思います。



>>>上村明穂さんへ
あの当時の妹は、何かあったらすぐ父にチクってましたからね。
本当にあざとい奴です(笑)

今では父に似て強気で、非常に頼りになる妹に成長しましたが。


怖いくらいに。


ガンは若いほど進行が早いですからね。
父もさぞ無念だったと思います。

今でも、寝る前にキスをしてくれた時の、父のヒゲのジョリジョリ感を鮮明に覚えています。



>>>りーぴょんさんへ
ありがとうございます。

今から思えば、本当に良い父親でした。
本気で怒ってくれましたし、色々優しくもしてもらいました。

だからこそ、今寂しく思います。
もう一度、怒鳴ってほしかったなぁ。
お酒も一緒に飲みたかったし。

感謝の気持ちを伝えられる事ができるのであれば、伝えるべきたと私は思います。


きっと喜んでくれますよ。

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